1. トップ>
  2. 内視鏡・CT検査>
  3. 大腸CT

大腸CTとは

大腸CT検査は、内視鏡を使わずに大腸癌や大腸ポリープを見つける新しい大腸の検査法です。
大腸に炭酸ガスを注入して膨らませ、CT撮影を行います。その後、コンピューター処理によって大腸の3D画像を作り、ポリープやがんを見つける方法です。
従来の大腸カメラに比べ、苦痛が少ない検査です。

大腸CTの長所と短所

長所

  • 短時間(10分程度)の検査
  • 大腸カメラより苦痛が少ない
  • 検査当日の鎮静剤が不要
  • 下剤の服用量が少ない
  • 大腸穿孔や出血などの偶発性が極めて少ない

短所

  • 組織の採取ができないので、異常が見つかった場合は大腸内視鏡検査を受けていただくことが必要
  • CT撮影に伴う医療被曝があるので、妊婦さんは受けられない
  • 平坦な病変や5mm以下の小さなポリープは見つけにくい

大腸CT検査の流れ

検査前

問診と検査の説明を行います。

検査前日

朝から検査食を食べていただき、食後にバリウム剤を飲んでいただきます。

寝る前に下剤を飲んでいただきます。

検査当日

前処置
朝食は抜いてください。水・お茶は飲んでいただいてかまいません。
検査(約10分)
腸の動きをおさえる注射を打ちます。
検査台に横向きに寝ていただきます。
おしりからチューブを5cmほど挿入し、炭酸ガスを注入します。
大腸が膨らんだら、仰向けとうつぶせの2方向から撮影を行います。
検査後
検査後はトイレで大腸内に残った炭酸ガスを出していただき、腹部の張りが無くなってから帰宅していただきます。

検査結果

2週間後、画像処理した検査画像をもとに結果を説明いたします。

ページの先頭に戻る